今日は朝一番の登山電車で「モンタンベール」を往復してから、バスと電車を乗り継いでスイスのツェルマットに移動しました。
良かった事・悪かった事がいろいろとあった一日でした。
「悪かった事」
■その1 テレキャビンが動いていなかった事
せっかく朝早くモンタンベールに着いたのにそこから「メールドグラス氷河」の上に降りるテレキャビンか゜動いていなかった。氷河の中の回廊を期待していた家内のご機嫌が少し斜めになったのでコーヒーを飲んで気を紛らわす。
■その2 シャモニー針峰群に雲がかかっていた事
全体的には快晴に近い天候なのになぜか間近の針峰群の頭にだけ雲がかかっていてなかなか抜けない、こればかりは仕方がないけれど家内は下り電車の発車時刻ぎりぎりまでカメラを構えていました。気休めに一昨年に私が撮った写真を見せましたよ。
■その3 バローシンで間違ってバスから降りてしまった事
フランス側の鉄道が動いていないため振替輸送のバスでスイスに向かいました。国境のフランス側の町バローシンで停車した時に昨日切符を買った時にもらったタイムテーブルを見たらここで鉄道に乗り換えるような表記になっているではないか、慌ててバスを降りトランクから荷物まで降ろしてしまいました。
近くにいた女性駅員に「マルチーニ方面に行くのならで次のシャトラードで乗り換えだよ」と言われ、そういえば昨日の駅員もそんなこと言っていたのを思い出して大いにテレながら再びパスに乗り国境を越えてから電車に乗り換えました。少し恥ずかしい出来事でした。
■その4 ソーセージの値段が上がっていた事
ツェルマットの街角にて鉄板で焼いて売っているソーセージが6フランになっていた、たしか一昨年は5フランだったのに・・。でもこれがうまいんだ!!
「良かった事」
■その1 モンブラン山頂がやっと見えた事
サマータイムのせいで朝明るくなるのが5時くらい、東の空が空いているほかは全天曇り空だった。次第に西方にある晴れ間が広がって行き、7時になるとほぼ快晴になりました。ここに着いてからずっとモンブランの山頂だけが顔を出していなかったので、家内にとってはここを去る直前に主峰を見る事が出来、まずは良かったよ。
■その2 予定より早い時間にツェルマットに到着できた事
「メールドグラス」のテレキャビンが動いていなかったため早目にシャモニーにもどり予定より2時間前の振替輸送のバスに乗れたので、シェルマットには15:13とすごく早い時刻に到着できました。気分的に楽な気持ちで家内にツェルマットの町の様子を案内することができました。
■その3 半額チケットをゲットした
今日は今回初めてスイスの国鉄に乗るので「マルチーニ」の駅で一年間有効の「全線半額パス」を購入しました。170フランですがこれで国鉄だけでなく高額な登山電車やロープウェイもほとんど半額になりすぐに元が取れそうです。
こう列記したみると悪かった事の方がまだまだ多く思いだされ、良かった事は少なくなってしまいます。でも実際には良かった事の方が多かったはずなのにね。
夕方から予報どおり雨が降ってきましたが明日は良い天候が見込めそうなので登山電車で「ゴルナグラード」まで行く予定です。