6/29
ツェルマットでオフをユッタリと時を過ごしました

今日は特別に予定が無いので7時半まで寝ていまいました。
KINOKOさん達が次の目的地に移動するのをツェルマット駅で見送った後、町の中をふらふらしてCOOPで昼食のための食材を買ってきてからホテルでユッタリと過ごしました。
昨夜遅く同室になったアメリカ人はオハイオから2年前にチューリッヒに来た学生だそうで、今回はマウンテンバイクで山々を走りに来たとか、でも今日は朝から雨が降っています、昼過ぎには珍しく音を立てて降っているので私同様にホテルで所在なくユッタリしていました。
明日はリッフェルアルプ周辺のトレッキングをした後ゴルナグラードに登って山の案内をする予定で、天気は最高な予報なのが楽しみです。

6/30
雨が止み快晴になりました

朝は全天雲に覆われていましたが、雲が薄くて明るいので上空はしっかりと晴れているようです。ホテルにグループを迎えに行き登山電車の駅に向かう頃には雲が晴れてきてマッターホルンが少しずつ見え始まりました。
定番のリッフェルゼーへのハイキングは残雪が多いので今年はまだ行っていません、今日も下の駅のリッフェルアルブ駅(2211m)で下車してリッフェルアルプ周辺をゆっくりと一時間かけてまわるコースに変更です。途中林を抜けると正面にマッターホルンを見ながら歩くので皆さん写真撮影を楽しんでいました。
リッフェルアルプの駅から再び電車に乗りゴルナグラード(3100m)まで登ると周辺は昨日降雪があり一面の雪景色です。ここで見えている全ての山々の説明をして今日のガイドは終了です。
電車を乗り継いでシャモニーへ戻って来ると、一足先にシャモニーについていて市内観光をしていたKINOKOさん達が駅で待っていてくれ一緒に夕食となりました。彼女達は明日でツアーを終了してジュネーブから帰国するそうで、30数年ぶりのアルプスを懐かしく楽しんだようでした。

  
        リッフェルアルプから

7/01
今日のシャモニーも快晴

今日から7月に入りました、ここフランスのシャモニーは朝から雲が無く快晴です、8時半に外に出たら昨日までの空気の冷たさは無く、すぐにフリースを脱いでしまいました。いつものパン屋でクロワッサンを買いリュックに入れてから花のきれいな山小屋「フローリア」に向かいました。
この道は下山したことは何度もあるけれど登るのは初めてです、途中で後方から車のエンジンの音がするので振り返るとトヨタのプラドです、案の定「フロリア」のご主人とマダムが小屋に向かうところで、窓から手を振って通り過ぎて行きました。
40分で「フローリア」に到着、ご主人とマダムに再来の挨拶をしてしばらくテラスから快晴のモンブランビユーを楽しみました。
シャモニーに向かって下山を開始し、15分程でプラ方面の分岐に着きこのコースに入りました。しばらく歩いて行くとどうも道の様子にすこし違和感があります、一気に下るコースのはずが少しの登りがあり、さらに道が新しく整地されている。しばらくウロウロした後10分くらい元来た道を登り返し正しいコースを見つけました。去年は無かったのに登山道を横切るように新しい道ができていて登山道のカーブが見えにくくなっていました。明日のグループはこのコースを使うかもしれないので下見に来て本当に良かった!!
プラのゴンドラ乗り場で明日のチケットをゲットしてシャモニーに戻ってきました。
今日の気温は18℃まで上がりとても暑くて歩くとジットリと汗ばんでしまいます。でも日本ではもっともっと暑いのでしょうね。

  
         フロリアからの景色
    中央奥の丸い山頂がモン・ブラン(4807m)
    左側に一際高く写っている山頂がエギュー・ド・ミディの展望台(3842m)
    下がシュモニー・モン・ブランの街並み(1000m)

7/02
今日もまずまずの天気です

グループの泊まっているアルピナホテルへ行くと、市内の日本食レストランで私の船の名前と同じ「さつき」の従業員の女性が今日のハイキング用のお弁当を配達に来ていました。以前何度も会っている人で私の事を良く覚えていました。日本人グループのハイキングにはいつもこの店がおむすびと鳥の空揚げの弁当を用意していただくので、私が滞在中にお米の食事ができる唯一の楽しみな機会です。
チャーターしたバスで「プラ」に行き、そこからゴンドラでフレジュールへ、さらにチェアリフトで2390mのランデックスまで登りました。本来ならここから白い湖「ラック・ブラン」までハイキングをするのですが、ここのコースも残雪が多くてラック・ブラン行きは中止です、代わってモンブランを背景にしての写真撮影会になりました。
代わる代わるシャッターを押したり、本格的なクライマーが準備をして出発するのを見送ったりして時間を過ごしてから、再びチェアリフトに乗りフレジュールに戻ってきました。
ここからのシャモニーまでのハイキングは初めてですが、私個人としては何度も通った勝手知ったるコースです。途中にある花の山小屋「フロリア」で休憩をとり、プラの教会前の広場まで降りてきて昼食タイムとなりました。
教会と「ドリュー」を背景に写真を取り合ってから、川沿いの遊歩道を通ってホテルまで戻ってきました。当初の目的地のラック・ブランには行けませんでしたが、その分ユッタリとしたハイキングになり皆さん満足されたようです。今日は気温が20℃まで上がってとても暑い日でした。

  
       
ランデックスで登攀準備中のグループ
     全員同じ服装と装備です、軍隊の方達でしょうか?

7/03
一日中雨降りのオフ

朝から雨が音をたてて降っています、今日は予定が無いので、夕方に買い物に出かけた以外はネットで日本の新聞を読んだりしながら室内で過ごしました。今日の気温は15に届かず、室内でも一日中フリースを羽織っていなければならない程すごく寒かった。

   
   
昨日、プラ(Les Praz)の教会前で写真を撮っていただきました。
   自分のカメラに私が写るのは珍しいこと。後方はドリュ針峰(3754m)です。

7/04
                         晴れ間が出てきました

 今日もオフです、明日は個人的なツアー・グループがシャモニーに到着するので、そのホテルのチェックインをサポートをする予定になっています、夕刻にホテルなどの下調べに出かけて外出した以外は部屋で過ごした一日でした。
こちらに着いた頃は夜明けが早く日の暮れるのが夜の10時くらいでした、夏至を過ぎて幾分日が暮れる時間が早くなってきたように思えます。
日中は日差しが強くてとても暑く感じられますが、朝夕は冷え込み寒くてフリースが手放せません。

7/05
快晴のシャモニーです
朝から雲一つなく快晴でモン・ブラン山系が全て見えています。日射が強く気温がどんどん上がりシャツ一枚で平気というか、歩くとジワっと汗ばむほどの気候になりました、7月になり一年で一番暑い時期の気候が戻ってきたようです。
今日のグループがスイスとの国境シャトラードからバスで「ホテル・メルキュール」に到着しました、私の役割はホテルのチェックインをサポートすることなのですが、到着が早くチェックイン時刻前だったので、皆さんの荷物を保管するバゲージルームに案内してから、ブレバン行きのゴンドラ乗り場まで同行してチケット売り場て2日間有効の「マルチパス」購入の手伝いをしました。グループが戻って来るまで町中をブラブラしてからホテルのフロントでチェックインの手伝いをして私の役割は終了です。グループの中には珍しくフランス語が堪能な方がいたので私など必要ないものと思いますが・・、、こんなグループもあるのです。
このグループは千葉から来たとのこと、私が「稲毛区です」と言うと「私は畑町」、「私はさつきが丘二丁目です」など私が30年間住んでいた地名がどんどん飛び出してきました、世間は狭いものですね。

  
        町の中心部にある銅像

    初めてモン・ブランに登頂したパカールとパルマが「あの峰まで登ろうよ」と指さしています。

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